サイトウ マモル
SAITO Mamoru
齋藤 衛 所属 ノートルダム清心女子大学 文学部 英語英文学科 ノートルダム清心女子大学大学院 文学研究科 英語英米文学専攻 博士前期課程 ノートルダム清心女子大学大学院 文学研究科 英語英米文学専攻 博士後期課程 職種 特別招聘教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1983 |
形態種別 | 研究発表ペーパー・要旨(国際会議) |
査読 | 査読あり |
標題 | Case and Government in Japanese |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | West Coast Conference on Formal Linguistics (WCCFL) 2 |
担当範囲 | (pp.247-259) |
概要 | アメリ力西海岸理論言語学会第 2 回大会で発表された論文。人間言語の普遍的特性に関する一般理論である格理論も、日本語には、適用しえないとする考えが支配的であった。本論文では、まず、日本語の目的格にかかわる様々な現象が、抽象格の理論によって説明しうることを示す。さらに、日本語の主格も、英語の所有格と同様に、構造に依存する挿入格として分析されるべきであると主張する。この二つの結論は、日本語の格を格理論の中に位置付け、日本語における目的格と主格との性質の違いに説明を与える意味をもつ。 |