ヤオ ショウヘイ
YAO Shohei
八尾 祥平 所属 ノートルダム清心女子大学 国際文化学部 国際文化学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 『近代国家と植民地性-アジア太平洋地域の歴史的展開』 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 御茶の水書房 |
概要 | アジアの植民地および疑似植民地における国家形成過程の比較に主眼を置きつつ、アフリカやラテンアメリカの歴史的特徴との比較や、沖縄を媒介に日本の政治経済および文化の戦後アジア史への文脈化を目指した。全356頁。A5判。
編者:泉水英計 共著者:永野善子、松本和也、松岡昌和、高城玲、山本博史、福浦一男、関根康正、村井寛志、鶴園裕基、知花愛実、八尾祥平。 本人担当部分:単著 第10章「〈あいだ〉の空間の生成についての試論-宮古島出身漁民の生活史を中心に」日本帝国敗戦後、台湾と沖縄との間に国境線が引かれ、出入国管理が行われるようになった後も、国家と国家の間を物理的にも社会的にも移動する女性の家族史を題材に、海民論や民主主義の植民地起源論を援用しつつ、国家を中心とした地域秩序の〈はざま〉を、国家による統治からは相対的に自立した個人の〈あいだ〉につくりあげられる社会空間として捉えなおそうとした。pp.275-299 |