ナカモト ユキカズ
Yukikazu Nakamoto
中本 幸一 所属 ノートルダム清心女子大学 情報デザイン学部 情報デザイン学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | QoSレベル公平化に基づくリアルタイムシステムのQoS適応制御 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 電子情報通信学会論文誌 |
出版社・発行元 | 一般社団法人電子情報通信学会 |
巻・号・頁 | J-87-D-I(3),364-371頁 |
著者・共著者 | 原田 史子,潮 俊光,中本 幸一 |
概要 | リアルタイムシステムにおける過負荷状態時には,各タスクのCPU利用率を下げることでデッドラインミスを回避する必要がある.一般に各タスクのQoSレベルはそれぞれ異なったCPU利用率の非線形関数で表されるため,同じ割合でCPU利用率を変化させたとき,QoSレベルの変化はタスクによって異なる.本論文では,過負荷状態を避けながらQoSレベルの偏りをなくすために,指定された総CPU利用率のもとですべてのタスクのQoSレベルを公平化するようなCPU利用率の制御を行うQoS適応制御法を提案する.QoSレベルを公平化するようなCPU利用率を求め,それに基づいて制御するのは困難であるが,本手法では,現在の平均QoSレベルに基づいて制御するようなQoS適応制御器を導入することで,QoS公平化を達成するCPU利用率が未知であってもQoSの公平化が可能である.この目的を達成するために,制御理論を用いで,QoS適応制御器で配分されるCPU利用率がすべてのQoSレベルを等しくする値に収束する条件について述べる.またシミュレーションによって本手法の有効性を示す. |
ISSN | 0915-1915 |
NAID | 110003171312 |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/6873577 |