ヤオ ショウヘイ
YAO Shohei
八尾 祥平 所属 ノートルダム清心女子大学 国際文化学部 国際文化学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 学位論文(修士) |
標題 | 『「内発性」に基づく都市コミュニティ形成-沖縄県那覇市前島3丁目自治会を事例に』 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 早稲田大学アジア太平洋研究科 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 沖縄社会の都市化は、一般に血縁と地縁が網の目のように折り重なって進んだと理解されている。沖縄の都市コミュニティは地縁に基づいており、新しくつくられることはあまり想定されていない。こうしたなかで1990年代に新しく自治会が設立された経緯を分析し、この自治会は「自然発生」的にできたと言われているものの、実際には反社会的集団の抗争から住民が内発的に自己防衛するためであったことがわかった。こうした内発性に基づく自治会設立を契機に地域社会で住民のつながりが増したことも確認できた。 |