イワセ マオミ
IWASE Maomi
岩瀨 真央美 所属 ノートルダム清心女子大学 国際文化学部 国際文化学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/03 |
形態種別 | 学位論文(博士) |
標題 | 「投資協定における投資の保護-現地子会社の取扱いを中心に-」(博士学位論文) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 名古屋大学 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | (論文の概要)投資協定における「投資の保護」と「現地子会社の取扱い」の関係について、投資紛争解決条約を取り上げ、ICSIDの仲裁判断を分析した。また、具体的な投資協定として、ASEANの地域投資協定、米国のモデル二国間投資協定、日本・ベトナムが各々締結した二国間投資協定を取り上げた。現地子会社を通じて行われる外国投資活動の直接的保護は、外国投資家の投資の更なる保護に繋がる。グローバル化した経済活動において、「投資の保護」は「多国籍」や「無国籍」企業と言われるような様々な国籍の投資家が関係する多数国間の課題である。「締約国の投資家」の保護を目的とする投資協定が、現地子会社を支配する「第三国の投資家」を考慮することで投資協定網が広がり、更には世界的規模での多数国間の投資協定を実現するための一歩となる。
(論文の頁数)A4判 297頁 |