カク マイカ
KAKU Maika
郭 まいか 所属 ノートルダム清心女子大学 国際文化学部 国際文化学科 職種 講師 |
|
発表年月日 | 2017/06 |
発表テーマ | Chinese Intellectuals and the Shanghai Mixed Court |
会議名 | Session “Changing Perceptions of the National and the International in Interwar China”, AAS-in-Asia : Asia in Motion: Beyond Borders and Boundaries (Korea |
学会区分 | 国際学会 |
概要 | 中華民国期の知識人(留学経験のある弁護士、法曹家など)の言説を分析し、彼らが会審公廨についてどのような評価を下していたのかを論じた。先行研究が指摘するように、多くの知識人は会審公廨を列強による中国支配の象徴と捉え、厳しい批判を下していたが、本報告では一部の知識人は会審公廨の提示する判決や解決策の妥当性を高く評価していた。そして、中国政府による公廨の接収に対して、彼らは現実的な視点を有し、完全な形での主権回復には消極的だったことを指摘した。高麗大学(韓国)にて開催された国際学会にて英語で報告した。 |