■ 教員からのメッセージ
病気を学ぶ過程では、その症状や予後を想像して、しんどく感じるときもあるかと思います。楽しい学びばかりではないかもしれません。しかし身体や、身体と密接な関係にある心について理解を深めることは、病気の予防と早期発見、そして適切な対応につながります。自分や身近な人たちの健康のために、役立つ知識を一緒に身につけていきましょう!
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■ 現在の専門分野
キーワード:小児の成長・発達、小児内分泌一般、健康科学、骨代謝、糖尿病
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■ 学歴
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■ 職歴
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■ 資格・免許
1. |
2004/10 |
日本小児集中治療研究会 PALSプロバイダ- |
2. |
2010/10 |
日本小児科学会小児科専門医 認定番号第31984 |
3. |
2015/10 |
日本小児科医会 「子どもの心」相談医 |
4. |
2015/10 |
日本小児科学会 認定小児科指導医 |
5. |
2018/09 |
日本環境感染学会会員 感染制御インストラクターコース修了 |
6. |
2019/10 |
日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法 NCPR 「専門Aコース」修了 |
7. |
2022/03 |
岡山県かかりつけ医等発達障害対応力向上研修修了 |
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■ 主要学科目
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■ 著書・論文歴
1. |
2023/05 |
論文 |
若年成人女性の骨密度と運動ならびに栄養摂取量との関係 日本衛生学雑誌 78 (共著) |
2. |
2023/03 |
論文 |
Nutrients Associated with Sleep Bruxism (歯ぎしりと栄養素摂取の関連) Journal of Clinical Medicine 12(2623) (共著) |
3. |
2022/11 |
論文 |
Early childhood exposure to maternal smoking and obesity: A nationwide longitudinal survey in Japan (生後早期の受動喫煙と小児における肥満への影響―厚労省21世紀出生児縦断調査から―) Clinical Obesity (共著) |
4. |
2022/03 |
論文 |
打ち手移動方式による新型コロナワクチン職域接種 岡山済生会総合病院雑誌 53,35-41頁 (単著) |
5. |
2021/08 |
著書 |
管理栄養士国家試験 応用力試験対策パーフェクトガイド (共著) |
6. |
2021/05 |
論文 |
Genetic analysis in Japanese patients with osteogenesis imperfecta: Genotype and phenotype spectra in 96 probands (日本における骨形成不全症の遺伝子検索:96名の被験者による遺伝子型の表現型スペクトル) Molecular Genetics & Genomic Medicine 10(1002),pp.1675-1692 (共著) |
7. |
2020/05 |
著書 |
食物と栄養学基礎シリーズ 新臨床栄養学 (共著) |
8. |
2020/01 |
論文 |
起立性調節障害患者の背景因子についての検討 子どもの心とからだ 28(4),426-432頁 (共著) |
9. |
2019/11 |
著書 |
健康・栄養科学シリーズ 臨床医学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち (共著) |
10. |
2017/07 |
論文 |
A novel mutation in theCOL2A1gene in a patient with Stickler syndrome type 1: a case report and review of the literature (スティックラ-症候群1型に認められたCOL2A1の新規遺伝子変異: 症例報告と文献的考察) Journal of Medical Case Reports 11(237) (共著) |
11. |
2017/03 |
論文 |
Neonatal-Onset Hereditary Coproporphyria: A New Variant of Hereditary Coproporphyria(新規の変異を呈した新生児発症の遺伝性コプロポルフィリン症) The Jounal of Inherited Metabolic Disease 37,99-106頁 (共著) |
12. |
2016/12 |
論文 |
Urinary cross-linked N-terminal telopeptide of type I collagen levels of infants with osteogenesis imperfecta and healthy infants(尿中I型コラーゲン架橋N-テロペプチド値の骨形成不全症乳児と健常乳児における比較検討) Acta Medica Okayama 70(6),435-439頁 (共著) |
13. |
2016/02 |
論文 |
Changes in facial appearance from neonate to adult in 3-M syndrome patient with novel CUL7 gene mutations(新生児期から成人期までの顔貌を追跡し得たCUL7遺伝子変異による成人3-M症候群患者) Journal of Pediatric Endocrinology and Metabolism 29(2),241-246頁 (共著) |
14. |
2016/01 |
論文 |
A Novel mutation p.Ser348Cys in FGFR3 Causes Achondroplasia(新規FGFR3遺伝子変異p.Ser348Cysは軟骨無形成症を引き起こす) American journal of medical genetics Part A 170A,1370-1372頁 (共著) |
15. |
2016/01 |
論文 |
HDR syndrome in a Japanese girl with biliary atresia: a case report(胆道閉鎖症を伴ったHDR症候群の日本人女児) BMC Pediatrics 16,14頁 (共著) |
16. |
2016/01 |
論文 |
Three cases of Japanese acromicric/geleophysic dysplasia with FBN1 mutations: a comparison of clinical and radiological features(FBN1変異を伴った日本人Acromicric/Geleophysic Dysplasia 3症例の臨床、放射線所見における特徴の比較検討) Journal of Pediatric Endocrinol Metabolism (共著) |
17. |
2015/02 |
論文 |
Japanese familial case with metaphyseal dysplasia, Schmid Type caused by the p.T555P mutation in the COL10A1 gene(COL10A1遺伝子にp.T555P変異が認められた骨幹端異形成症Schmid 型の日本人家系) Clinical Pediatric Endocrinology 24(1),33-36頁 (共著) |
18. |
2011/12 |
論文 |
ACVR1遺伝子にR258G変異を認め、多発奇形、心筋緻密化障害を伴った進行性骨化線維異形成症の1乳児例 ホルモンと臨床 59(12),1089-1092頁 (共著) |
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■ 学会発表
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. |
2018/05~2019/05
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「発達障がい幼児における食習慣の特徴に合わせた食事アドバイスの提供」 岡山県小児保健協会助成事業 |
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■ 講師・講演
1. |
2024/08/27 |
幼児や学童のこれからの栄養問題(やせや肥満)について考えよう(福山市すこやかセンター 多目的ホール) |
2. |
2023/07/14 |
発達特性をもつ幼児への対応について (新温泉町立教育研修所 園内研修会)(オンライン開催) |
3. |
2023/03/06 |
発達特性の理解と食事アドバイス(北但給食施設協議会研修会) |
4. |
2020/12/22 |
発達障害幼児における食習慣の特徴に合わせた食事アドバイスについて(福山市給食施設研修会オンライン開催) |
5. |
2019/06/22 |
子どもの健やかな成長を応援する食事アドバイスブック(広島県民文化センターふくやま) |
6. |
2019/03/10 |
病気の子どもたちの学習支援ボランティア説明会~ボランティアに必要な感染対策~(岡山市きらめきプラザ) |
7. |
2018/11/25 |
病気を抱える子どもの地域支援ワークショップ(岡山県立図書館) |
8. |
2018/09/28 |
病気を抱える子どもと家族を学校や地域で支えるポイント~地域や家庭で支援するときに大切な感染対策~(瀬戸内市総合福祉センター) |
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■ 受賞学術賞
1. |
2015/02 |
岡山大学キャリア支援センター 第1回 MUSCAT Award (女性医師による研究・臨床実績について) |
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■ 所属学会
1. |
2022/01 |
日本マススクリーニング学会 |
2. |
2018/12 |
日本糖尿病学会 |
3. |
2017/06 |
日本環境感染学会会員 |
4. |
2017/05 |
日本小児心身医学会 |
5. |
2016/12 |
岡山県小児保健協会 |
6. |
2015/04 |
日本小児科医会 |
7. |
2012/07 |
日本骨代謝学会 |
8. |
2009/12 |
日本小児内分泌学会 |
9. |
2007/06 |
日本小児科学会 |
10. |
2006/04 |
日本内分泌学会 |
11. |
2004/10 |
日本小児集中治療研究会 |
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■ 教育上の能力
●教育方法の実践例 |
1. |
2018/04~ |
臨床医学特論(人間生活学研究科 食品栄養学専攻 修士課程);症例から問題を抽出して解決方法についてディスカッションし、各自がLearninng issueを持ち帰る、Problem based earning (PBL:問題解決型授業) の実践。 |
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■ メールアドレス
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■ 大学院研究分野
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■ 研究内容紹介(学生の方へ)
在学生の皆さん、こんにちは。私のおもな研究内容について紹介します。
私はこれまで地域の総合診療医・小児科医としての診療経験から、① 健康を維持する身近な方法 ② 子どもの成長と発達に関わることを中心に取り組んできました。
①のテーマとしては「若年女性の骨密度と、運動習慣・栄養摂取量との関係」を現在調査中です。骨は生涯からだを支えてくれる支柱。骨を最も強くできる時期は、思春期から皆さんくらいまでの『若年成人期』です。ではどんな運動・食事が骨を強くするのでしょうか?
②では「神経発達症幼児の体格と食習慣の特徴」をテーマに、食習慣の困りごとについての調査や食事アドバイスを行っています。興味のある方は研究室までどうぞ!
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■ 研究内容紹介(地域社会の方へ)
皆さまはじめまして、山下と申します。私は本学の教員また医師として、内分泌領域(成長・発達、肥満、糖尿病、骨代謝)や感染対策などの分野を専門に診療や研究に取り組んでまいりました。
これまで、地域を対象に行った講演のテーマ→「病気を抱える子どもと家族を学校や地域で支えるポイント~地域や家庭で支援するときに大切な感染対策~(2018年)」や「発達障害幼児における食習慣の特徴に合わせた食事アドバイス(2020年)」等。今後も、子どもの健やかな成長や、子どもや大人のQOL向上につながることなら、さまざまな企画に参加していきたいと思っております。お気軽にお声かけ下さい。
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