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    (最終更新日:2024-10-12 10:15:18)
  ナカイ トシオ   Nakai Toshio
  中井 俊雄
   所属   ノートルダム清心女子大学  人間生活学部 人間生活学科
   職種   准教授
■ 教員からのメッセージ
高齢化や人口減少、生活スタイルの変化などにより、地域での支えあいの力が弱まっています。どうしたらお互いを認め、支えあい、孤立しない生活が送られる社会としていくことができるのか。社会福祉に焦点をあてながら、共に学び、考え、行動していきましょう。
■ 現在の専門分野
社会福祉学 (キーワード:地域福祉、ボランティア、権利擁護、障害者福祉、福祉計画、生活困窮者、ひきこもり、スーパービジョン、ソーシャルワーク、防災・災害支援) 
■ 学歴
1. 1989/04~1993/03 日本福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科 卒業 学士(社会福祉学)
2. 2012/04~2014/03 岡山大学大学院 社会文化科学研究科 博士前期課程修了 修士(公共政策学)
3. 2022/04~ 日本福祉大学大学院 福祉社会開発研究科 社会福祉学専攻 博士課程
■ 職歴
1. 2023/10~ 新見公立大学 健康科学部 地域福祉学科 非常勤講師
2. 2020/04~ ノートルダム清心女子大学 人間生活学部 人間生活学科 准教授
3. 1993/04~2020/03 社会福祉法人 総社市社会福祉協議会 福祉活動専門員、事務局次長ほか
4. 2017/11~2020/03 ノートルダム清心女子大学 人間生活学部 人間生活学科 非常勤講師
5. 2006/07~2009/03 総社市役所 保健福祉部 介護保険課 地域包括支援センター(出向) 社会福祉士
6. 2006/04~2007/03 川崎医療福祉大学 医療福祉学部医療福祉学科 非常勤講師
■ 資格・免許
1. 2000/04 社会福祉士
2. 2000/04 介護支援専門員
3. 2017/03 精神保健福祉士
4. 2022/10 公認心理師
■ 主要学科目
地域福祉論、障害者福祉論、ソーシャルワークの基盤と専門職、ソーシャルワークの理論と方法、ソーシャルワーク演習、ボランティア実践
■ 著書・論文歴
1. 2024/03 論文  ひきこもり状態にある人への地域支援の促進に関する人材養成の現状と課題
―市町村へ取り組みが広がりつつある「ひきこもり支援推進事業」の実施状況調査から―  48(1),15-27頁 (単著) 
2. 2024/03 論文  自治体等における社会福祉士等福祉専門職の活用状況に関する調査研究事業報告書 厚生労働省 令和5年度 生活困窮者就労準備支援事業費等補助金 社会福祉推進事業  (共著) 
3. 2024/03 論文  第1次里庄町地域福祉活動計画   (共著) 
4. 2024/03 論文  第2次吉備中央町地域福祉計画   (共著) 
5. 2023/08 論文  孤独・孤立、ひきこもり状態にある者の基礎理解と支援の過程 生活と福祉 (809),8-11頁 (単著) 
6. 2023/03 論文  ひきこもり状態にある人への地域支援の促進に関する人材養成の現状と課題
―都道府県及び指定都市に設置の「ひきこもり地域支援センター」への実施状況調査から― ノートルダム清心女子大学紀要 人間生活学・児童学・食品栄養学編 47(1),26-38頁 (単著) 
7. 2023/03 論文  第1次里庄町地域福祉計画   (共著) 
8. 2022/03 論文  令和3年度「ひきこもりの理解促進と支援力向上のための研修会」研修抄録・報告書 厚生労働省 令和3年度民間団体活動助成事業「ひきこもりの理解促進と支援体制の充実・活性化のための人材育成に関する事業」  (共著) 
9. 2022/02 論文  ひきこもりサポーター養成講座の現状と課題 ― 岡山県及び岡山県総社市の実践から― ノートルダム清心女子大学紀要 人間生活学・児童学・食品栄養学編 46(1),46-57頁 (単著) 
10. 2021/12 著書  ひきこもり支援・総社のあゆみ ― 行政と社協の協働体制2021   (共著) 
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■ 学会発表
1. 2023/06/10 孤独・社会的孤立にどう向き合うのか―地域福祉の挑戦― ひきこもり支援による参加支援・地域づくり(日本地域福祉学会第37回大会(長野大会))
2. 2020/01/27 総社市における被災者見守り・相談支援事業の成果と課題 ~生活支援相談員の取り組みを中心に~(第26回岡山県保健福祉学会)
3. 2019/09/29 地域包括ケアの実現に向けた連携と共生~医療と介護と福祉の連携による地域づくり~(第4回岡山県地域包括ケアシステム学会学術大会)
4. 2019/06/09 基礎自治体におけるひきこもり支援施策の構築ー総社市の取り組みを事例としてー(日本地域福祉学会 第33回大会)
5. 2019/06/09 社会福祉法人の公益的な取り組みとして行う一時的な宿泊等の受け入れ活動(日本地域福祉学会 第33回大会)
6. 2019/06/08 制度の狭間に挑む地域福祉のあした(日本地域福祉学会 第33回大会)
7. 2018/01/22 総社市における「ひきこもり支援」の取り組みについて~総社市ひきこもり支援センター“ワンタッチ”の設置~(第24回岡山県保健福祉学会)
8. 2017/01/23 総社市における「ひきこもり支援」の取り組みについて(第23回岡山県保健福祉学会)
9. 2016/01/25 総社市における「ひきこもり支援」の取り組みについて~社会的孤立の解消からつながる創縁社会の実現をめざして~(第22回岡山県保健福祉学会)
10. 2015/01 生活困窮者支援を通じた地域づくりについて~生活困窮者自立促進支援モデル事業の実践を通じて~(第21回岡山県保健福祉学会)
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2022/05~2023/03  ひきこもり状態にある人への地域支援の促進に関する人材養成の開発研究 個人研究 
■ 講師・講演
1. 2024/10/13 スーパービジョンのモデルセッション(岡山市)
2. 2024/10/12 ひきこもりってなんだろう(総社市)
3. 2024/10/10 災害に備える地域づくり 災害時の対応(矢掛町)
4. 2024/10/09 地域の支え合い・つながりのためにできること~限界集落での地域づくりの秘訣~(総社市)
5. 2024/10/06 個別避難計画の作成について(倉敷市)
6. 2024/10/03 アセスメントの基礎(倉敷市)
7. 2024/09/24 高齢になってもつながり合うまちにするために、今からできること(浅口市)
8. 2024/09/22 自殺予防と権利擁護(岡山市)
9. 2024/09/20 生活困窮者の理解と支援 -ケアマネが行える事とは(広島県三次市)
10. 2024/09/19 アセスメントの基礎(倉敷市)
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■ 所属学会
1. 2024/05~ 日本福祉教育・ボランティア学習学会Link
2. 2023/05~ 日本地域福祉研究所Link
3. 2020/04~ 日本社会福祉学会Link
4. 2018/06~ 日本地域福祉学会Link
5. 2012/10~ 日本社会保障法学会Link
6. 2007/12~ 岡山県保健福祉学会Link
■ 委員会・協会等
1. 2024/10~ 令和6年度「つながりサポーターの養成に必要な手法等に関する調査等業務」に係る検討委員会 委員
2. 2024/08~ 日本社会福祉士会「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士等の活用状況の実態把握と更なる活用等に関する調査研究事業」委員会(厚生労働省令和6年度社会福祉推進事業) 委員
3. 2024/07~ 岡山県精神医療審査会 予備委員
4. 2024/04~ おのまる会議(尾道市重層的支援会議) 委員長
5. 2024/04~ 岡山県版福祉教育ガイドブック作成検討会 委員長
6. 2024/04~ 岡山県備北保健所新見支所「思春期の心の健康相談」 相談員
7. 2024/03~2024/03 厚生労働省ひきこもり地域支援センター職員等への人材養成研修・広報一式に係る技術審査委員会 委員
8. 2024/01~ 岡山県福祉サービス第三者評価推進委員会 副委員長
9. 2023/09~ 吉備中央町地域福祉計画策定委員会 委員長
10. 2023/07~2024/03 厚生労働省「ひきこもりに関する地域社会に向けた広報事業」企画検討委員会 委員
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■ 担当経験のある科目
1. ソーシャルワークの基盤と専門職(ノートルダム清心女子大学)
2. ソーシャルワークの理論と方法(ノートルダム清心女子大学)
3. ソーシャルワーク演習(専門)(ノートルダム清心女子大学)
4. ソーシャルワーク実習(ノートルダム清心女子大学)
5. ソーシャルワーク実習指導(ノートルダム清心女子大学)
6. ボランティア実践(ノートルダム清心女子大学)
7. 障害者福祉論(ノートルダム清心女子大学,新見公立大学)
8. 相談援助実習(ノートルダム清心女子大学)
9. 地域福祉論(ノートルダム清心女子大学)
10. 福祉行財政と福祉計画(ノートルダム清心女子大学)
■ 研究内容紹介(学生の方へ)
総社市社会福祉協議会において,27年間地域福祉活動を実践し,令和2年から本学に移り,教育,研究活動に携わっています。これまでの地域福祉実践を基に,障害者や高齢者の権利擁護に関する研究を中心に取り組んでいます。また,近年は障害者や高齢者だけでなく,生活困窮やひきこもりに着目し,居場所や就労,支援者養成などの支援施策に関することについて取り組んでいます。さらに,市町村において行われる重層的支援体制整備事業(相談支援,参加支援,地域づくり支援)や福祉計画など,地域共生社会の実現に向けた政策などを研究テーマとしています。
■ 研究内容紹介(地域社会の方へ)
総社市社会福祉協議会において,27年間地域福祉活動を実践し,令和2年から本学に移り,教育,研究活動に携わっています。これまでの地域福祉実践を基に,障害者や高齢者の権利擁護に関する研究を中心に取り組んでいます。また,近年は障害者や高齢者だけでなく,生活困窮やひきこもりに着目し,居場所や就労,支援者養成などの支援施策に関することについて取り組んでいます。特に長期間ひきこもっている人が,支援機関につながり,支援を受け始め,その支援が途切れないために必要な仕組み(制度や政策)はどうあるべきなのか,不登校からの支援移行や地域で長期間ひきこもって暮らしている人を発見する仕組み,さらにその支援の在り方やインフォーマルな支援者の養成などに関心があります。