■ 教員からのメッセージ
言語間で異なる点や言語間で共通する点を調べていくことを通して、人間の言語の普遍的な特性を探求していきます。使うツールは統語論です。主に扱うのは日本語、英語、韓国語にも興味があります。
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■ 学歴
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■ 主要学科目
英語学・言語学研究 VIA, VIB, 英語講読IId, IIa, 英語学・言語学演習Ic,IIc, 英語III, IV, 英語学講読I, II,English for Study Abroad I, II , 英語学概論I, II |
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■ 著書・論文歴
1. |
2020/03 |
論文 |
“ A Factive Island as a Consequence of Head Movement in English” 『英語学の深まり・英語学からの広がり―新・阪大英文学会叢書第2号―』 pp.31-44 (単著) |
2. |
2019/12 |
論文 |
"A Study of the Head Movement in the Complement Clause of the C-head Kes in Korean,” Osaka University Papers in English Linguistics 19,pp.197-221 (単著) |
3. |
2017/12 |
論文 |
”A Note on Dialectal Variation in the Embedded Main Clause Phenomena in English" Osaka University Papers in English Linguistics pp.67-82 (単著) |
4. |
2017/03 |
論文 |
Head Movement and Its Consequences in the Right Periphery. JELS (34),pp.292-298 (単著) |
5. |
2016/06 |
論文 |
A New Approach to the Mystery of the Factivity in Root Transformations. JELS (33),pp.188-194 (単著) |
6. |
2016/02 |
論文 |
A Syntactic OCP Approach and Its Consequences in Japanese and Korean Osaka University Papers in English Linguistics 17,pp.37-54 (単著) |
7. |
2015/08 |
論文 |
Some Consequence from the Double Accusative Constraint inRaising to Object Construction in Japanese Proceedings of the 17th SICOGG 17,pp.547-561 (単著) |
8. |
2015/06 |
論文 |
A Case of Embedded Main Clause Properties in Japanese Proceedings of KLS 35,pp.265-276 (単著) |
9. |
2012/12 |
論文 |
An Argument for the Movement Analysis of SHIKA-NPI Licensing in Japanese 待兼山論叢 46,pp.53-76 (単著) |
10. |
2011/07 |
論文 |
A Preliminary Replication Study of The Properties of Contrastive Topic Marking in Japanese Osaka University Papers in English Linguistics 15,pp.65-78 (単著) |
11. |
2010/07 |
論文 |
On the Interpretation of Contextually Ameliorated Floating Quantifiers Osaka University Papers in English Linguistics 14,pp.87-127 (単著) |
12. |
2006/03 |
論文 |
A Study of Wh-Questions in English and Japanese Immaculata 10,pp.103-112 (単著) |
10件表示
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全件表示(12件)
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■ 学会発表
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■ 研究内容紹介(学生の方へ)
最近の研究
最近行った研究では日本語の名詞的な性質を持つ埋め込み節と韓国語の名詞的な性質を持つ埋め込み節と英語の名詞的な性質を持つ埋め込み節の比較をしています。日本語の埋め込み節でいうと、「~こと」を知っているとか言うときの「こと節」がありますよね。韓国語でも「こと節」と似たような働きをする節があるんです。実は英語でも名詞的な性質を持っている節があるんですよ。ちなみに、名詞的だったらどんなことが言えるのでしょうか?主語や目的語の位置に現れることができ、さらに日本語だと助詞(が、を)などをつけることができるんです。一方で「~と」言ったなどの「と節」には名詞的性質がないんです。 *「~と」が言ったって言えないですよね。(*は私たちの分野では非文法的という意味を表します。)異なった言語を比較していく中で人間の言語に共通する理を探求してくのがとても面白いと思っています。
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■ 研究内容紹介(地域社会の方へ)
最近の研究
最近行った研究では日本語の名詞的な性質を持つ埋め込み節と韓国語の名詞的な性質を持つ埋め込み節と英語の名詞的な性質を持つ埋め込み節の比較をしています。日本語の埋め込み節だと、「~こと」を知っているとか言うときの「こと節」がありますよね。韓国語でも「こと節」と似たような働きをする節があります。それから、英語でも名詞的な性質を持っている節があります。では、名詞的だったらどんなことが言えるのでしょうか?それは、主語や目的語の位置に現れることができ、さらに日本語だと助詞(が、を)などをつけることができるんです。一方で「~と」言ったなどの「と節」は、名詞的性質がないといえます。*「~と」が言ったとは言えないですよね。(*は私たちの分野では非文法的という意味を表します。)異なった言語を比較していく中で人間の言語に共通する理を探求してくのがとても面白いと思っています。
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