photo
    (最終更新日:2024-06-19 09:02:38)
  ヨシカワ タカシ   YOSHIKAWA Takashi
  吉川 隆士
   所属   ノートルダム清心女子大学  情報デザイン学部 情報デザイン学科
   職種   教授
■ 教員からのメッセージ
身の回りで情報技術は当たり前に使われています。大学でそれらの中身と造られた思想を把握することで、情報技術のめまぐるしい発展に対応できるようになるだけでなく、自分でも情報技術を使って、物でもサービスでも何でもいいので、何か新しいことを創ってみましょう。
■ 授業科目
1. アカデミックスキル
2. データ解析入門(一部)
3. 情報システム入門(一部)
■ 学歴
1. 1984/04~1988/03 慶應義塾大学 理工学部 卒業 工学士
2. 1988/04~1990/03 慶應義塾大学 理工学研究科 計測工学専攻 修士課程修了 工学修士
3. 1999/02 慶應義塾大学 理工学研究科 博士課程 博士(工学)
■ 主要学科目
コンピュータアーキテクチャ、機械学習、データ分析演習、クラウドシステム
■ 著書・論文歴
1. 2023/02 論文  (招待投稿)(和文)データセンターにおけるコンピユーテイング技術とそれを支えるネットワーク技術の動向 電子情報通信学会誌 Vol106 No 2 pp.114-120  (共著) 
2. 2022/11 論文  Interchanges and movements of humpback whales in Japanese waters: Okinawa, Ogasawara, Amami, and Hokkaido, using an automated matching system
自動マッチングシステムを用いて明らかにした日本海域、沖縄、小笠原、奄美、北海道におけるザトウクジラの交流と移動(査読付) PLOS ONE PONE-D-21-34866R2  (共著) 
3. 2022/08 論文  Prediction of cervical lymph node metastasis from immunostained specimens of tongue cancer using a multilayer perceptron neural network
多層パーセプトロンニューラルネットワークを用いた舌癌の免疫染色標本からの頸部リンパ節転移の予測(査読付) Cancer Medicine 2022;00:1-11. doi: 10.1002/ cam4.5343  (共著) 
4. 2022/04 論文  国内4海域に来遊するザトウクジラの集団構造を解明! NHKニュース、沖縄タイムス、琉球新報、南海日日新聞社、Yahooニュース   
5. 2022/02 論文  専門家の知見を活かしたAI自動識別システムを開発し、数千頭のザトウクジラを尾びれの形状で識別することに成功 沖縄新聞、朝日新聞西日本版、Tech crunch JapanやYahooニュースはじめ各種Webニュース   
6. 2018/07 論文  Dynamic Reconfiguration of Computer Platforms at the Hardware Device Level for High Performance Computing
高性能計算のためのハードウェアデバイスレベルの動的再構成(査読付) Communications in Computer and Information Science book series (CCIS,), volume 864, pp 177-199  (共著) 
7. 2018/04 論文  ヤシガニ生態、AIで調査 甲羅の紋様から個体識別 美ら島研究センター 毎日新聞   
8. 2018/02 論文  大阪大、口内医療にAI活用構想 がんや口内炎、虫歯の診療 共同通信、毎日新聞、NHK関西支局ニュースなど   
9. 2015/12 論文  Disaggregation and Sharing of I/O Devices in Cloud Data Centers
クラウドデータセンターでのリソース分離によるI/Oの共有(査読付) IEEE Transactions on Computers, VOL. 65, NO. 10, P3013-3026  (共著) 
10. 2012/07 論文  Detecting Significant Locations from Raw GPS Data Using Random Space Partitioning
GPSデータからランダム分割法で求めた重要点(査読付) Journal of Information Processing, Special issue of "ICT Activating Society" Vol. 53, No.7,  (共著) 
全件表示(54件)
■ 学会発表
1. 2022/02 Identification of over one thousand individual wild humpback whales using fluke photos. 尾びれの写真をつかった千頭以上の野生のザトウクジラの個体識別(17th International Joint Conference on Computer Vision, Imaging and Computer Graphics Theory and Applications (OnLine))
2. 2019/12 Accurate spatial mapping of social media data with physical locations ソーシャルメディアデータからの性格な空間マッピング(IEEE 2019 International Conference on Big Data (Big Data 2019), (Los Angeles, USA))
3. 2019/08 Secure Staging System for Highly Confidential Data Built on Reconfigurable Computing Platform 再構成可能な計算機プラットフォーム上に実現されるセキュアなステージング(IEEE CSE 2019 : The 22nd IEEE International Conference on Computational Science and Engineering, (New York, USA))
4. 2018/05 Architecture of Job Scheduling Simulator for Evaluating Mapping Between Queue and Computing Node キューのコンピューティングノードへの割り当てシミュレーション(Pacific Rim Applications and Grid Middleware Assembly (PRAGMA 34), (Akihabara, Japan))
5. 2017/10 Towards a smart dental healthcare: an automated assessment of orthodontic treatment need 自動的な歯科診察を実現するスマート歯科検診(The 2nd International Conference on Informatics and Assistive Technologies for Health-Care, Medical Support and Wellbeing (HEALTHINFO 2017), (Athens, Greece))
6. 2017/08 Towards a software defined secure data staging mechanism セキュアなデータステージングの実現に向けて(Joint Workshop on Sustained Simulation Performance, University of Stuttgart (HLRS) and Tohoku University, 2017, (Stuttgart, Germany))
7. 2017/04 Highly Reconfigurable Computing Platform for High Performance Computing Infrastructure as a Service: Hi-IaaS Hi-IaaS:再構成可能な高性能コンピューティングインフラ・アズ・ア・サービス(The 7th International Conference on Cloud Computing and Services Science (CLOSER 2017), (Portp, Portugal))
8. 2014/12 Reliable Delay-bounded Transport using Rateless Codes for Wireless I/O Bus Networks レートレスコーディングにより遅延をある程度に抑制可能なI/Oバスネットワーク(International Workshop on Ultra-Low Latency and Ultra-High Reliability in Wireless Communication, (Austin, USA))
9. 2014/08 Bridge Chip Composing a PCIe Switch Over Ethernet to Make a Boundary-Less Disaggregated Computer in Data-Center Scale データセンター規模で境界なくコンピュータを構成するためのPCIe over Ethernet用ブリッジチップ(Hot Chips: A Symposium on High Performance Chips, (Cupertino, USA))
10. 2014/08 End-to-End Adaptive Packet Aggregation for High-Throughput I/O Bus Network Using Ethernet イーサネット上の高スループットなI/Oバスを作るための適応型のEnd-to-Endなパケット合成(Symposium on High-Performance Interconnects (Hot Interconnects), (Mountain View, USA))
全件表示(54件)
■ 教育上の能力
●教育方法の実践例
1. 2021/08~2022/03 大学と企業の共同研究に参画する学生の指導 慶應義塾大学特任教授(非常勤)として、住友電工との共同研究に参加し、斉藤先生の研究室の学生に進め方の指導を実施
2. 2017/06~ 講義 大阪大学 大学院情報科学研究科の「マルチメディアシステムアーキテクチャ」で企業の研究者として、作り手の思想が理解できることに重点を置いた技術解説資料を作成して講義を実施
3. 2017/05 講義 電子情報工学序論の中で、企業の研究者がどのような仕事をしてどのようなキャリアを積んでいくかについて解説し、学生に将来のイメージを掴んでもらった
4. 2016/04~2022/03 学生の卒業研究の指導 大阪大学 サイバーメディアセンター 先進高性能計算機システムアーキテクチャ共同研究部門の研究代表者として常駐し、下條センター長の研究室の学生(4年生、大学院生)の卒業研究や論文作成、学会投稿と発表の指導を実施
5. 2010/04 講義、並びにグループ討議におけるファシリテーション  講義:最先端の研究、システムを含めてその基盤となる技術を、専門外の学生もわかるように優しく解説するプレゼン資料を作成して講義を実施  グループ討議:授業で扱った技術領域に関連する社会課題を与えブレーンストーミング形式でのファシリテータとして学生の活発な議論の促進と成果への誘導を実施
6. 2009/06 グループ討議におけるファシリテーション  授業で扱った技術領域に関連する社会課題を与えブレーンストーミング形式でのファシリテータとして学生の活発な議論の促進と成果への誘導を実施
●その他教育活動上特記すべき事項
1. 2018/04~2019/03 博士論文副査
2. 2011/04~2013/03 科目担当   応用物理特別講義B   講座責任者 客員教授"
■ 職務上の実績
●実務の経験を有する者についての特記事項
1. 2022/04/01 大学との共同研究   大阪大学 下條真司教授
2. 2021/12/01~ 大学との共同研究   岡山理科大学 李 天鎬教授
3. 2020/03~ 国・省庁関係研究プロジェクト  情報通信研究機構(NiCT)委託研究「Beyond 5G 超大容量無線通信を支える次世代エッジクラウドコンピューティング基盤の研究開発項目2) 「多種多様なサービスに対応可能な高機能エッジクラウド情報処理基盤の研究開発」
4. 2017/12/20~2019/03/31 研究機関との共同研究   財団法人沖縄美ら島財団「野生生物の生態研究における計算機科学利用の研究
5. 2017/07/01~2019/06/30 企業との共同研究   毎日新聞社、(株)コギト「ディープラーニニングを使用した生物の個体/種別認識の研究」
6. 2017/04/01~ 大学との共同研究   大阪大学 林 美加子教授
7. 2017/04/01~2022/03/31 大学研究プロジェクト参加   大阪大学データビリティフロンティア機構 学際協創プロジェクト
8. 2016/07/01~2021/03/31 国・省庁関係研究プロジェクト 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)委託研究IoT横断推進プロジェクト「高速ストレージクラスメモリを用いた極低消費電力ヘテロジニアス分散ストレージサーバシステムの研究開」
9. 2016/04/01~ 大学との委託研究   慶應義塾大学  松谷宏紀教授
10. 2016/04/01~2021/03/31 大学との研究協力   中央大学(現東京大学)竹内 健教授   東京工業大学(現京都大学)首藤一幸教授
●その他職務上特記すべき事項
全件表示(30件)
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ ホームページ
   Google Scholar
   ホームページ
■ 研究内容紹介(地域社会の方へ)
前所属の企業では半導体プロセスからコンピュータ、ネットワークシステムまで幅広く研究を行い、近年はエッジAI向けマイクロ・データセンターの研究を行なってきました。AI向けシステムの研究は実際に使われる場合の性能を評価する必要がありました。
そこで様々な人々の困りごとを聞き、その中からAIやコンピュータを使うことで実現することを見つけて試作を行なってきました。具体的には沖縄美ら島財団総合研究センターとのザトウクジラの識別、毎日新聞との写真データ自動整理、大阪大学歯学部病院との歯周病検知、大阪大学医学部健康スポーツ科学とのテニス打球予測などです。
今後も社会課題解決のための研究を進めていきます