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    (最終更新日:2024-10-17 09:52:51)
  カンダ テツヤ   KANDA Tetsuya
  神田 哲也
   所属   ノートルダム清心女子大学  情報デザイン学部 情報デザイン学科
   職種   准教授
■ 教員からのメッセージ
ソフトウェア開発では…いえ、それに限らず「何かの課題を解決する」という作業の中には、プログラミングなどの直接的に物や仕組みを構築する部分以外にもたくさんの手順が含まれています。大学での広い学びを通じて、世の中の問題のとらえ方や、それを実際に解決するために必要な考え方を身に着けてほしいと思います。
■ 現在の専門分野
ソフトウェア (キーワード:ソフトウェア工学、ソースコード解析、プログラム理解) 
■ 学歴
1. 2007/04~2011/03 大阪大学 基礎工学部 情報科学科ソフトウェア科学コース 卒業 学士(工学)
2. 2011/04~2013/03 大阪大学 情報科学研究科 コンピュータサイエンス専攻 博士前期課程修了 修士(情報科学)
3. 2013/04~2016/03 大阪大学 情報科学研究科 コンピュータサイエンス専攻 博士後期課程修了 博士(情報科学)
■ 職歴
1. 2018/04~2024/03 大阪大学 大学院情報科学研究科コンピュータサイエンス専攻 助教
2. 2017/04~2018/03 大阪大学 大学院情報科学研究科コンピュータサイエンス専攻 特任助教(常勤)
3. 2016/04~2017/03 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士研究員
■ 著書・論文歴
1. 2024/09/09 論文  JCompaths: 実行経路の比較と可視化を行うコードレビュー向けツール 日本ソフトウェア科学会 第41大会講演論文集 (5a-1-R) (共著) 
2. 2024/09 論文  Evaluating the effectiveness of size-limited execution trace with near-omniscient debugging Science of Computer Programming 236(103117) (共著) 
3. 2024/08 論文  Unveiling Python Version Compatibility Challenges in Code Snippets on Stack Overflow IEICE TRANSACTIONS on Information and Systems E107-D(8),pp.1007-1015 (共著) 
4. 2024/07/27 論文  GitHub上のOSSを対象とするSBOMデータセット構築の試み 電子情報通信学会 信学技報 133(124, SS2024-11),61-66頁 (共著) 
5. 2024/06 論文  SBOM Challenges for Developers: From Analysis of Stack Overflow Questions The 22nd IEEE/ACIS International Conference on Software Engineering, Management and Applications pp.43-46 (共著) 
6. 2024/03/14 論文  Osmy: A Tool for Periodic Software Vulnerability Assessment and File Integrity Verification using SPDX Documents The 31st International Conference on Software Analysis, Evolution and Reengineering (SANER 2024) pp.445-449 (共著) 
7. 2023/09 論文  Debianパッケージ間の依存関係を表すSPDXドキュメント自動生成ツールの開発 電子情報通信学会論文誌D J106-D(09),457-458頁 (共著) 
8. 2023/09 論文  Javaを用いたプロジェクトおよびKotlinを用いたAndroidアプリケーションを対象としたビルド可能性調査 情報処理学会論文誌 64(9),1394-1398頁 (共著) 
9. 2023/08/24 論文  行単位の依存関係を用いたテスト選択手法の提案 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023 論文集 242-243頁 (共著) 
10. 2023/07/22 論文  Stack Overflowと言語ドキュメントの紐づけ手法の検討 電子情報通信学会 信学技報 123(123, SS2023-18),98-103頁 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2019/12/18 Visualizing Phase Transition for Real-Time 3D Profiler(The 10th International Workshop on Empirical Software Engineering in Practice (IWESEP 2019))
2. 2018/11/16 ドキュメントおけるマージコンフリクトの調査と分析(日本ソフトウェア科学会 第25回 ソフトウェア工学の基礎ワークショップ FOSE2018 in 湯の川温泉)
3. 2018/09/06 フェイズ検出を用いたプログラムの性能バグ発生の自動検知(情報処理学会 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2018)
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2024/04~2028/03  ライブラリの後方非互換性のドキュメント化に向けた解析基盤の構築 科学研究費助成事業(科研費) 基盤研究(C) 
2. 2023/04~2027/03  SPDXを活用したソフトウェアエコシステム分析基盤の開発 科学研究費助成事業(科研費) 基盤研究(B) 分担 
3. 2021/04~2024/03  プログラミング初学者のための学習すべき要素の推薦システム 科学研究費助成事業(科研費) 基盤研究(C) 分担 
4. 2019/04~2023/03  Web上のAPI利用例に対する情報の鮮度を判定する整合性検査手法の開発 科学研究費助成事業(科研費) 若手研究 
5. 2018/04~2023/03  オープンソースソフトウェアのリスクや健全性診断のためのエコシステム分析法の開発 科学研究費助成事業(科研費) 基盤研究(A) 分担 
■ 講師・講演
1. 2018/01 パネル討論「Beyond enPiT: enPiT2の貢献と課題」(岡山市)
■ 受賞学術賞
1. 2021/06 電子情報通信学会 論文賞
2. 2018/09 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2018 ポスター・インタラクティブ賞
3. 2018/07 The 3rd IEEE/ACIS International Conference on Big Data, Cloud computing, and Data Science Engineering (BCD 2018) Best Paper Award
4. 2012/04 電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会 電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会研究奨励賞
■ 所属学会
1. IEEE Computer Society
2. 情報処理学会
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2017/04~2020/10 ビッグデータ・AI・クラウド技術を用いた演習用小売店舗シミュレータのプログラムLink
■ ホームページ
   https://www.tetsuyakanda.jp/
■ 研究内容紹介(地域社会の方へ)
ソフトウェアをより良く、より効率的に開発するための技術を研究するソフトウェア工学という分野の研究者です。特に、ソースコードの解析技術や、ソフトウェアの進化を分析するための差分解析技術を中心に研究を行っています。