ソガ ヨシナリ
SOGA YOSHINARI
曽我 良成 所属 国際文化学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1986/11 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 古代史研究の最前線 第2巻 政治・経済編下 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 雄山閣出版 |
巻・号・頁 | 121-133頁 |
著者・共著者 | 小口雅史、西別府元日、他14名 |
概要 | 平安時代の貴族は政治に対する関心を失い、朝廷はただの儀式の場と化してしまったと一般的には理解されている。しかし、これは、中央の政治は各部局の実務官人の上首に請け負わせるという官司請負の体制をとっていたための表面的現象あり、地方の政治は一定の収益と引き替えに国司にその国の支配を請け負わせるという方式をとっていたための表面的現象であった。貴族は関心を失ったために政治から離れたのではなく、重要問題以外の日常的政務には関わらないで済むという体制がとられた結果であった。 |