ミナカワ マコト
MINAKAWA Makoto
皆川 誠 所属 法学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 韓国漁船拿捕事件再論―条約法における後法優先原則の観点から― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 早稲田法学(木棚照一教授・島田征夫教授・中村紘一教授 古稀祝賀・退職記念論集) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第87巻(第3号),529-560頁 |
概要 | 1997年から1998年にかけて発生した一連の韓国漁船拿捕事件について、国連海洋法条約への批准に伴って新たに設定された領海内で適法に取締りが行われたとする検察側と、拿捕海域は日韓漁業協定上の漁業水域にあたり日本の取締り及び裁判管轄権は認められないとする韓国漁船側との見解の相違に着目し、本件を同一の事項に関する複数の条約が適用可能であるケースと捉え、上級審である広島高裁判決の判断の妥当性について考察するために、条約法における後法優先原則の観点から検討を行ったものである。 |