カトウ フミユキ
Kato Fumiyuki
加藤 文之 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1992/07 |
形態種別 | その他 |
標題 | 神経伝導速度分布による末梢神経障害の評価 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 愛知県理学療法学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (No.3),8-9頁 |
担当範囲 | 担当部分:研究の企画・立案,実験,分析,考察および論文作成を行った. |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 加藤文之,下野俊哉,服部紀子 |
概要 | 通常用いられている神経伝導速度の測定は,末梢神経障害の診断に重要な検査の一つである.しかし得られた値は神経束のうち最も早い神経線維の伝導速度しか現されず,これより遅い伝導速度を持つ線維の情報は得られにくい.同一神経上の2箇所で最大上刺激を行い,その刺激時間の間隔を変化させることで神経線維を伝導するインパルスの一部を衝突させて異なる伝導速度を持つ神経線維の割合を求める方法がHopfにより開発され,この神経伝導速度分布を紹介し,健常例16名32神経と末梢神経障害例2名において計測を行った.従来の神経伝導速度検査では病態の進行した症例の診断は容易であったが,部分的病変や軽度な症例では病的状態を把握するのは容易ではないが新計測を構成する各神経線維の伝道速度分布を表すこの検査法はより詳細に病的状態を表すことができる.(筆頭論文) |