オキムラ タカノリ
OKIMURA Takanori
沖村 多賀典 所属 スポーツ健康学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 継続的運動教室参加および一日の平均歩数が体力・ 運動能力におよぼす影響の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第2巻(第2号),1-10頁 |
著者・共著者 | 中野貴博,山下匡将,城由起子 |
概要 | 本研究の目的は,継続的運動教室参加および一日の平均歩数が体力・運動能力に及ぼす影響を検討することである。分析対象者は健康運動教室参加者の内,体力・運動能力の測定値および一日の歩数の得られた47名の中高齢者である。体力・運動能力の測定は健康運動教室の初回および最終回に実施した。平均歩数の把握は,直近1週間の平均歩数を毎週,収集した。体力・運動能力の測定値および変化量と,一日の歩数および過去3年間の運動教室参加回数との関係を明らかにするために相関分析を行った。その結果,筋力系の項目で有意な相関係数が見られた。また,平均歩数は特に下肢筋力を要する項目で有意な相関が見られた。回帰分析により継続的運動教室参加および平均歩数の体力・運動能力測定値への影響度を検討した結果,筋力に関連する4項目では一日の歩数の影響度が高く,筋力の向上には日々の身体活動の確保が最も重要であることが示唆された。また,運動の調整力を要する2項目で教室参加回数の影響度が大きく,そのことから調整力の向上には運動の継続がより大切であることが示唆された。 |