サイトウ ケンジ
SAITOU Kenji
齋藤 健治 所属 スポーツ健康学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 筋長増加にともなう表面筋電図の徐波化とその機構 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 脳波と筋電図 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 24(5),317-324頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 齋藤健治,岡田守彦,佐渡山亜兵,増田正 |
概要 | 関節運動にともなう筋長の変化時に,電極と神経支配帯(神経筋接合部の集まり)の位置関係の変化が表面筋電図波形を変化させるという仮説を検証した.右上腕二頭筋から,筋線維方向に並べた多点電極列により表面筋電図を記録した.神経支配帯付近で導出した表面筋電図の平均周波数は140Hz前後と高く,神経支配帯から離れたチャンネルでの表面筋電図の周波数は80~100Hzに低下した.また,肘関節を屈曲した状態で,上腕二頭筋の筋腹中央に同定された神経支配帯は,筋長の増加にともない,遠位(肘寄り)に移動した.筋長増加にともない表面筋電図が低周波数域へシフトするのは,表面電極直下に位置していた神経支配帯が遠位に移動し電極から遠ざかることが原因であった.(査読付き論文)(筆頭論文) |