キブネ ヒサオ
Kibune HIsao
木船 久雄 所属 経済学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 石油製品の価格形成に関する考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 名学大論集 社会科学篇 41-4 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 41-4.,31-56頁 |
概要 | 本稿は、特石法廃止後の国内石油製品市場を対象とした価格変化を分析したものである。そこでは、まず最初に原油価格と石油製品の卸価格の動向を分析し、特石法廃止後に急激に下落した卸価格は、競争の激化に由来した石油元売会社の戦略変更であることを明らかにした。次いで、ガソリン小売価格の地域間格差(内々価格差)が生じている要因を、需要サイド・供給サイドと分けて分析した。 得られた結論は、内々価格差には製油所からの距離、セルフスタンドの数、輸送代替手段の多寡、など合理的な説明要素が存在すること。また、市場占有率も優位な要因であることなどが判った。 |