ワタナベ マサノリ
WATANABE Masanori
渡邊 晶規 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/07 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | ラット膝関節2週間後の拘縮に対する寒冷浴が関節軟骨に及ぼす病理組織学的影響. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 臨床理学療法研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 27,5-9頁 |
著者・共著者 | 小島聖, 細正博, 永井智, 松崎太郎, 渡邊晶規 |
概要 | ラット膝関節拘縮モデルに対して寒冷浴を実施し、関節軟骨に及ぼす影響を病理組織学的に検討した。対象は9週齢のWistar系雄ラット12匹を用い、Control群、非治療群、治療群に4匹ずつ無作為に分けた。非治療群と治療群には2週間のギプス固定を行い、拘縮を惹起させた。固定期間終了後、治療群は寒冷浴を(水温1℃、10分間/回)実施した。右膝関節を採取後、組織切片を作成しヘマトキシリン・エオジン染色を行い光学顕微鏡下にて組織切片を観察した。その結果、治療群は関節軟骨の菲薄化、線維増生を認めず、Control群と類似した組織像を認めた。寒冷浴は関節軟骨を器質的に改善させる可能性がある。 |