カトウ フミユキ
Kato Fumiyuki
加藤 文之 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1993/10 |
形態種別 | その他 |
標題 | 不安定靴が足関節周囲筋の活動に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本私立医科大学理学療法学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第11号),38-39頁 |
担当範囲 | 担当部分:研究の企画・立案,実験,分析,考察及び論文作成を主体的に行い,論文のとりまとめを行った. |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 加藤文之,田中深雪,日比野至,下野俊哉,山本隆博 |
概要 | 足関節周囲の感覚受容器は,歩行において地面からの反力を連鎖伝達するとともに,地面の状況変化に応じた姿勢制御の感覚情報を収集する器官である.そして姿勢を乱す種々の外刺激に対してバランス反応や各種反射を助長し適切な筋活動を惹起させる.この生理的筋作用を誘発する訓練として不安定版訓練があるが,日常の活動で容易に利用できるような不安定靴を作成し,通常歩行と不安定靴装着時との足関節周囲筋の活動の違いを健常者10名で筋電図を用い筋電図学的に検討した.不安定靴には靴底に半球を取り付けて作成し,取り付け位置も前後左右に変更可能とした.前脛骨筋,後脛骨筋はすべての取り付け位置で筋活動が高くなった.不安定靴を履くことで足関節周囲筋の筋力増強訓練と素早く筋を収縮させることに繋がると考えられた.(筆頭論文) |