ソガ ヨシナリ
SOGA YOSHINARI
曽我 良成 所属 国際文化学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 高倉立太子について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 名学大論集 人文・自然科学篇 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 26-2.,5-22頁 |
著者・共著者 | 早川厚一、曽我良成 |
概要 | 本稿は憲仁親王(のちの高倉天皇)の立太子をめぐる政治的状況を考察したものである。立太子の時の東宮官人の構成を見ると、高倉の母が平滋子であるため平家一門が非常に多いこと、その娘が高倉の乳母である藤原邦綱が権大夫に異例の抜擢をされていることが注目される。その一方で、人事には後白河上皇の意向も考慮されており、高倉立太子は平家一門と後白河上皇というこの二大勢力の政治的妥協の産物であったといえる。 |