カトウ フミユキ
Kato Fumiyuki
加藤 文之 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1993/11 |
形態種別 | その他 |
標題 | 不安定靴が膝周囲筋の活動に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 東海北陸地区理学療法士学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (No.9),103-104頁 |
担当範囲 | 担当部分:研究の企画・立案から参加し,実験,分析,考察及び論文作成の指導を行い,筋電図学的見地から評価し,論文のとりまとめを行った. |
著者・共著者 | 田中深雪,加藤文之,日比野至,下野俊哉,山本隆博 |
概要 | 足底に存在する多数の感覚受容器は,適切なバランス反応を起こすための情報源として重要な役割を持つ.不安定な状況に身体をおき,足位を変化させる外刺激を与えることは,バランスを保とうとする高重力筋を高める.この訓練として不安定板が使用されてきたが,臨床では限られた時間内でしか行えず,より効果を期待するには長時間の訓練が必要と考えられる.靴底を曲面とする不安定靴を用いて,健常者11名における装着時と非装着時での膝周囲筋の筋活動の違いを筋電図学的に検討した.装着時に内側広筋,外側広筋,内側ハムストリングスと外側ハムストリングスが立脚期初期に同時に高い筋活動を示した.これは不安定靴を装着して歩行することにより膝周囲筋の活動を高め,日常生活の中で長時間使用することでバランス反応の促通,筋力強化訓練に有益と考えられた. |