ソガ ヨシナリ
SOGA YOSHINARI
曽我 良成 所属 国際文化学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1990/07 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 除目の「道理」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 名学大論集 人文・自然科学篇 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 27-1. |
概要 | 本稿は、平安時代の貴族の日記に見える除目のときの「道理」という語に注目し、その語の忌みと帰属の意識について考察を加えたものである。除目がとんな基準で行われるかは、それが貴族たちの最大の関心事であったことから「道理」を基準に行われることを望んでいた。「道理」とは、家格・才学・年功・天皇家との外戚関係をさす概念として用いられていた。家格や外戚関係をさす概念としてなどのように現代人の感覚からは「道理」と思えないようなものまで含んでいた。 |