カトウ フミユキ
Kato Fumiyuki
加藤 文之 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/11 |
形態種別 | その他 |
標題 | 不安定板訓練が筋活動に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 東海北陸地区理学療法士学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (No.10),105-106頁 |
担当範囲 | 担当部分:研究の企画・立案,実験,分析,考察及び論文作成を主体的に行い,論文のとりまとめを行った. |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 加藤文之,田中深雪,日比野至,下野俊哉,山本隆博 |
概要 | 足関節捻挫は内反捻挫が80%以上を占め,その中でも慢性的に内反捻挫を繰り返す例が40%近く存在する.これは足関節外反に作用する筋の外力に対する反応性が低下しているためと考えられる.足関節外反筋活動の反応性を評価するための装置を作成し,不安定板訓練前後において反応がどのように変化するかを健常者10名の長腓骨筋で筋電図学的に検討した. 筋放電開始潜時が訓練前に比べ訓練後で有意に早くなり,最大振幅出現潜時は早くなる傾向にあった.筋内に存在するProprioceptive receptorの反応が足通されたためと考えられる.しかし,最大振幅は低くなり,筋活動量は有意な変化はなく,訓練により筋活動が効率よく行われるようになり,外力がほぼ一定だったためと考えられる.実際に捻挫を起こすときは外力がもっと大きく働くものと思われるため,筋の反欧時間を早くするのみでなく,筋活動量も増加させる訓練も必要と考える.(筆頭論文) |