ヒラノ タカユキ   hirano takayuki
  平野 孝行
   所属   リハビリテーション学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1991/09
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 上下肢絞扼性神経障害に対する超音波療法の経験
執筆形態 共著
掲載誌名 総合リハビリテーション
掲載区分国内
巻・号・頁 Vol.19(No.9),905-909頁
概要 絞扼性神経障害に対する超音波療法の効果を、上下肢絞扼性神経障害例を対象に報告した。手根管症候群16例、肘部管症候群4例、知覚異常性大腿痛12例の計38肢に対して、1日1回10分間の治療10回を1クールとして各対象神経に沿って、超音波を照射し、患者の主症状であるしびれおよび疼痛を治療効果判定に用いた。結果、手根管症候群・肘部管症候群には80.8%に効果を認め、知覚異常性大腿痛では100%の効果が得られた。超音波の利点は無侵襲のため感染の危険がない、患肢固定の必要がない、1回の治療で有効性が判定可能、短期間で効果を認めるなどで有効な治療方法である。