スズキ ケイジ
suzuki keiji
鈴木 啓司 所属 国際文化学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 新たなる認識論理の構築 18 ―2視点はさみ込み 内的唯物論から見る心身論― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第57巻(第2号),1-17頁 |
概要 | 「新たなる認識論理の構築」シリーズの第18篇である。「モノそのものであるコト」の表現を 目指す内的唯物論は当然,心身論,すなわち,「心とは何ぞや」という人類積年の問いに向き 合う必要がある。本篇は,その現時点での一応の解答である。その方法は,数学,物理といった, 「モノ」を説明するのに有効とされている形式言語を,筆者のこれまで提示してきた認識図に読み込み,再解釈し,「心」なるものを語ろうとすることにある。具体的には,これまでの1視点囲い込みモデルから2視点はさみ込みモデルへの転換である。その結論はやはり言語表現の問題に帰し,「心」も「私」も「モノそのものであるコト」の表現しがたさにおいて「コップ」となんら変わらない,モノ世界において何も特別な存在ではない,というのが筆者の本篇での 見解である。 |