ソガ ヨシナリ
SOGA YOSHINARI
曽我 良成 所属 国際文化学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1987/03 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 王朝国家国政史の研究 (坂本賞三編) |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 吉川弘文館 |
巻・号・頁 | 129-176頁 |
著者・共著者 | 坂本賞三、後藤陽一、他7名 |
概要 | 平安時代の国政の中心は陣定であり、諸官庁や諸国からの申請は外記政の場を通して陣定こ上申されていた。しかしその方式も11世紀の中期以降、小槻氏が弁官局の実務を統括する大夫史の地位を世襲するようになると、大夫史は外記政の場を通さす直接上卿の指示を受け、蔵人を通して天皇の裁可を仰ぐという方式が定着するにいたった。こうして、この時期の政務は公的な外記政ではなく、弁官局→上卿→天皇というルートによって処理されるようになったのである。 |