ハマ ミツヒサ
HAMA Mitsuhisa
濵 満久 所属 商学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 戦前期における商業組合の浸透過程 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 名学大論集 社会科学編 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 43-4.,193-209頁 |
概要 | わが国商業において初となる組織化政策である商業組合がどのような過程で商業に浸透していったのかに焦点をあてている。また、この商業組合が商店街に適用された場合に、中小小売業一般とはどのように違い、どのような特徴が浮かび上がるのかをみた。そこで確認されたことは、商業組合の理念が理解されるまでにはいくつかの段階を経ているということである。すなわち中小小売業の組織化が重要であることは認識されているが、それは単に制度を整備すれば事足りるのではなく、あくまでも内実としての組織が伴わなければならないことを意味している。しかし、中小小売業の多くが商店街に立地していることを考えると単に中小小売業一般での問題として捉えるだけでは不十分である。そこからさらに商店街の独自性を考慮した組織観が構築されることが必要かつ重要である。 |