ハヤサカ カズナリ
hayasaka kazunari
早坂 一成 所属 スポーツ健康学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/07 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 世界トップレベルの 7 人制ラグビーと 15 人制ラグビーにおけるタックルの比較 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | スポーツパフォーマンス研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 7,334-345頁 |
著者・共著者 | 木内誠 鷲谷浩輔 |
概要 | 本研究は 7 人制ラグビー(以下,7 人制と略す)と 15 人制ラグビー(以下,15 人制と略す)のタックル様相とタックル後のプレー結果について比較し,7 人制のタックルがその後の結果とどのように関係するのかを明らかにすることを目的とした.標本として 7 人制では HSBC Sevens World Series のうち,世界ランキング 10 位以内同士の試合,20 試合を対象とし,15 人制では 2014 年に行われた世界ランキング 10位以内同士の試合,10 試合を対象とした.分析項目は 1)タックル数,2)タックルの高さ,3)方向,4)人数,5)キャリアーの倒立,6)タックルの結果,7)次プレーの結果の 7 つに分類し,記述的ゲームパフォーマンス分析を行った.主な結果は以下のとおりである. 1. 7 人制はタックル回数が少ない. 2. 7 人制は 15 人制と比べ,攻撃側の後方からのタックルを一人で行うことが多い. 3. 7 人制は 15 人制と比べ,タックルを受けた後も立っていることが多く,接点ハンドリング(ディフェンスにタックルされながら味方のサポートプレーヤーにパスをすること)が多くなった. 4. 7 人制は,1 回のタックルがトライやターンオーバーに繋がる可能性が高い. |