カトウ フミユキ
Kato Fumiyuki
加藤 文之 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/11 |
形態種別 | その他 |
標題 | 形態計測・画像処理 イメージスキャナーによる足底の形態計測 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | バイオメカニズム18回学術講演会予稿集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 227-228頁 |
担当範囲 | 担当部分:計測したデータを理学療法,運動学の見地から評価を行い,論文のとりまとめを行った. |
著者・共著者 | 服部友一, 高柳富士丸, 丹羽滋郎, 佐藤啓二, 加藤文之, 安江由美子, 水谷好孝 |
概要 | 外反母趾や偏平足などの足底を簡便に記録観察し,また客観的に評価するため,従来のインクを用いたフットプリントやガラス板と鏡による偏平足鏡に換えて,フラットヘッド型イメージスキャナーとパーソナルコンピュータにより足底面像を取り込む装置(足底スキャナー)を考案した.この測定スキャナの概要と臨床例の計測結果について報告する.対象は外反母趾による足部疼痛を主訴とする45例90足と健常者35例70足について足底画像を採取した.外反母趾の特徴は第1中足指節関節での外反変形が明瞭でありまた母指を内旋位で接地し,母指内側と第1中足骨骨頭で荷重負荷を行っている.また外反変形が大きい場合,第二指が母指に押し上げられ接地しなくなる.多くの場合横アーチが消失した開張足であり,外反母趾の誘因となっている.足底画像の計測による外反角度とレントゲン計測による外反角度に0.790の相関がみられた.足底スキャナは静的計測のみに限定されるものの設備が安価,被験者の負担が少ない,種々の画像処理が可能などの多くの利点を有する. |