スガワ セイチ
Sugawa Seichi
須川 精致 所属 商学部 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2008/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Ellipsis and Repair Effects |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Nanzan Linguistics Special Issue 3 Program in Linguistic Science, |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | Nanzan University |
巻・号・頁 | pp.165-183 |
概要 | 本論は、日本語の項削除(Argument Ellipsis)現象において,いわゆる島の制約違反が回避されないという事実を、LFでの移動により説明する。具体的には、日本語のスルーシング現象は項削除の一種であり、その基底型は分裂文であることを論じる。(Saito (2004))。さらに、削除の認可条件として、「同一性の条件」を仮定し、この条件により、先行詞文内で演算子移動が必須となることを論じる。帰結として、日本語のスルーシングにおける島の制約の回避に関する特異性は、この演算子移動に帰すことができることとなる。 |