カトウ フミユキ
Kato Fumiyuki
加藤 文之 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/10 |
形態種別 | その他 |
標題 | 呼吸リハビリテーションの効果とその影響因子 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本私立医科大学理学療法学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第16号),59-60頁 |
担当範囲 | 担当部分:研究の企画・立案から参加し,実験,分析,考察及び論文作成の指導を行い,呼吸理学療法の見地で評価し,論文のとりまとめを行った. |
著者・共著者 | 飯田博己,加藤文之,村上忠洋,小林眞紀,勝田治己,馬場研二,その他6名 |
概要 | 慢性呼吸器疾患患者14例に対する呼吸リハビリテーション(呼吸リハ)の効果についての検討を行った.呼吸リハは約5週間,週5日の理学療法の実施と呼吸教室を開催した.呼吸リハの効果をみるために肺機能検査,動脈血ガス分析,6分間歩行距離(6MD)測定の値を呼吸リハ前後で比較検討した.肺機能検査,動脈血ガス分析データにおいては有意な変化は認められなかったが,6MDにおいては256mから326.2mへ(p>0.001)と増加が認められた.また,呼吸リハの適応を明確にする目的で,6MDにおいて効果のあった群10例となかった群4例の違いについての検討を加えた.両群の呼吸リハ前の年齢,BMI(Body Mass Index),肺機能検査,動脈血ガス分析,6MDの値を比較したが,両群間に有意な差は認められなかった.呼吸リハは慢性呼吸器疾患患者の運動耐容能を改善させたが,呼吸リハの効果に影響を及ぼす因子は明確にはならなかった. |