カトウ フミユキ
Kato Fumiyuki
加藤 文之 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/07 |
形態種別 | その他 |
標題 | 高齢化・重度化するリハビリテーション対象者に対する理学療法プログラムの研究(1) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 愛知県理学療法学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (No.10),26-27頁 |
担当範囲 | 本人担当部分:研究の企画・立案から参加し,実験,分析,考察及び論文作成の指導を行い,理学療法の見地で評価し,論文のとりまとめを行った. |
著者・共著者 | 矢澤浩成,飯田博己,村田薫克,芹澤和子,小林眞紀,安江由美子,加藤文之,勝田治己,木村伸也,佐藤啓二 |
概要 | 高齢患者における問題を集中的に伴っている代表的疾患である大腿骨骨折の患者17名を対象として高齢者に対する理学療法プログラムの実態調査を行った.調査項目は移動能力,入院中の経過,合併疾患・障害,退院先とし理学療法及び病棟カルテ,電話での聞き取り調査を行った.訓練室で歩行可能であるにもかかわらず,病棟では車椅子レベルに留まっている状態,すなわち車椅子依存となっている例が多数存在し,退院後に受傷前よりも歩行能力が低下していた.この原因として,受傷前から屋内歩行のみの自立という不活発な生活で廃用症候群を持っていた可能性が高いことの加え,入院後に病棟での車椅子生活という自宅より不活発な生活となった結果と考えられる.また車椅子依存の原因は病棟との情報交換不足,看護サイドに対する教育指導不足,転倒の恐怖,病棟での歩行環境の不整備などが挙げられた. |