ソガ ヨシナリ   SOGA YOSHINARI
  曽我 良成
   所属   国際文化学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 外記局の停滞 ―軒廊御卜の二種類の召集をめぐって―
執筆形態 単著
掲載誌名 名学大論集 言語・文化篇
掲載区分国内
巻・号・頁 16-2.,73-84頁
概要 軒廊御卜は、平安時代において国家機関としての最高の占卜の場であり、その場への諸官人の召集は本来外記局によるものとされていた。しかし、11世紀中頃以降、弁官による「兼日召集」と外記による「当座召集」の二つの召集系統に移行していった。さらに、12世紀前半期にはその実務は弁官局の職務となり、外記日記の衰退にも現れているようにこの時期、外記局は停滞の局面を迎える。しかし、藤原頼長・信西らの旧儀復興政策により、外記局は人事・儀制の総括官庁として地位を確立することになった。