ナカムラ マサミ
NAKAMURA Masami
中村 昌美 所属 法学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/02 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 論文紹介"Let the Buyer Be Well Inform-ed?-Doubting the Demice of Caveat Emptor" |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | アメリカ法 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日米法学会 |
巻・号・頁 | (1997年2月号),201-206頁 |
概要 | 55 Maryland Law Review 387-424(1996)に掲載されたAlan M.Weinberger による不動産売主の担保責任をめぐる論文紹介とそれに関連する担保責任に関する考察である。従来英米では「買主警戒せよ。」の原則が適用されてきたが、消費者保護の観点から原則を緩和する判例理論・制定法の発展をみた。しかし、それが次に取引コストに跳ね返るに至った。アメリカ法下でも適正な担保責任の分担を今一度考え直す提言がなされている。売主担保責任は本来厳格であるわが法であるが、さらなる厳格化が必ずしも買主にとって有利でないこと、わが法下でも適切なリスク分配が必要であることを主張する。 |