カトウ フミユキ
Kato Fumiyuki
加藤 文之 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002/07 |
形態種別 | その他 |
標題 | 人工膝関節置換術のクリニカルパスと理学療法-バリアンスについての検討- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 愛知県理学療法学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (No.12),14-15頁 |
担当範囲 | 担当部分:研究の企画・立案から参加し,実験,分析,考察及び論文作成の指導を行い,クリニカルパスと理学療法の見地で評価し,論文のとりまとめを行った. |
著者・共著者 | 尾関和子,千鳥司浩,村田薫克,加藤文之,橋詰玉枝子,木村伸也,宮本浩秀,佐藤啓二 |
概要 | 人工膝関節置換術後にバリアンスが発生しスケジュール通りに進まないことがある.このバリアンスと理学療法スケジュールとの関連について22例を対象として1本杖歩行練習開始時期,術後から退院までの期間を調査し検討した.1本杖歩行開始日は術後12.5日で術後2週までに1本杖歩行が開始できなかったのは7例あった.その原因は術後の貧血や心不全などの合併症の出現,転倒や荷重負荷困難であった.またスケジュール通りに退院できたのは19例であった.これらの結果から,合併症が必ずしもバリアンスになり得るわけではないが,人工膝関節置換術の対象者が高齢であり,術前に医療スタッフは十分に患者の状態を評価しておく必要があると考えられた.スケジュールに影響を与える要因がある場合は症状の改善に努め,場合によってはスケジュールの変更も検討する必要があると考えられた. |