ナカムラ マサミ
NAKAMURA Masami
中村 昌美 所属 法学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 外国人の財産権保有制限をめぐる考察-日米比較を中心として |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 「拓殖大学紀要 政治・経済・法律研究」 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第2巻(第2号),41-70頁 |
担当範囲 | 全体P.41~P.70 |
著者・共著者 | 共著者:中村昌美、片山克行 共著者:中村昌美、片山克行 |
概要 | 国際化社会の流れの中で、外国人・外国法人の経済活動の拡大傾向は、大不況下の我が国にあっても、マクロ的には止められないものである。しかし、経済は国際化が進行するが、法律は未だに、外国人の権利に対して、一部制限的である。「制限は国民の権利保護のために必要である。制限には合理的根拠がある。」と主張されてきたが、実は、単に旧来の外国人排除の法を惰性として保存しているのみであったり、既得権益の保護のためであった。本稿では、日米比較を通じて、外国人の経済的権利、財産権に対する制限の縮小を主張し、合理的な限界をを示す。真の意味での国際化社会の実現のため、法律面の対応の基礎研究となろう。 |