ワタナベ マサノリ
WATANABE Masanori
渡邊 晶規 所属 リハビリテーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 拘縮予防を目的とした寒冷浴の効果 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 金城大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (16号),65-70頁 |
著者・共著者 | 小島聖、佐々木賢太郎 |
概要 | 関節拘縮(拘縮)予防を目的とした寒冷浴の効果について検討した。8週齢のWistar系雄ラットを用い、無作為に固定期間中に寒冷浴を実施する寒冷群、ギプス固定のみ実施する拘縮群、実験操作を行わない対照群とした。寒冷群は1日に1回、4週間の頻度で寒冷浴を実施した。固定開始から2週後には寒冷群で38.3±7.0°、拘縮群で40.0±8.2°、4週後には寒冷群で71.7±9.5°、拘縮群で74.7±8.9°の伸展制限が生じたが、両群間の有意差は認めなかった。寒冷群、拘縮群の全ての領域で、関節軟骨の表面に紡錘形の細胞を有する線維増生を認めた。また、寒冷群と拘縮群の軟骨はいずれの領域においても対照群と比較して菲薄化の傾向を示したが、寒冷群はその程度が軽微であった。接触域については拘縮群に比して寒冷群で有意差を認めた。 |