サイトウ ケンジ
SAITOU Kenji
齋藤 健治 所属 スポーツ健康学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 自転車歩行者道の段差と勾配が高齢者の自転車操作に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 人間工学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 41(1),36-39頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 齋藤健治,井上伸一,細谷 聡,清田 勝 |
概要 | マウントアップ型自転車歩行者道の段差,勾配が高齢自転車利用者の自転車操作にどのような影響を与えるかを検討した.12通りの組み合わせ(2, 3.5および5cmの段差と0, 5, 10および15%の勾配)をもつ段差‐勾配走行路を作製し,高齢者と若年者の段差‐勾配走行時の走行軌跡幅およびハンドルふれ角加速度を求めた.その結果,高齢者の走行軌跡幅は有意に段差‐勾配の影響を受け,5cm‐10%, 5cm‐15%といった大きな段差‐勾配では顕著に大きくなった.また,ハンドルふれ角加速度は段差の影響を有意に受け,3.5cmと5cmでは2cmより有意に大きく,また若年者より有意に大きくなった.これらの結果から,自転車歩行者道における段差は2cm,勾配は5%近辺が安全性の点で許容される境界であると判断された.(査読付き論文)(筆頭論文) |