ナカムラ マサミ
NAKAMURA Masami
中村 昌美 所属 法学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 成年後見見てある記高齢者に関連する法を総合したElder Law(高齢者法) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 実践成年後見 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 民事法研究会 |
巻・号・頁 | (第8号),102-105頁 |
概要 | 新成年後見制度、新成年後見法は施行4年目を迎え、利用も進み一般への理解も拡がってきている感がする。しかし高齢者の権利を保護する法は実は多岐にわたり、成年後見法分野に限定されない。実は代理・信託・社会保障法・相続法・税法などを総合的に把握することにより、漸く必要な法知識が具備できる。アメリカ法にはElder Law(高齢者法)が一つの法分野として広く認識されている。日本ではいまだこのような総合的把握はされず、高齢者法が専門分野とは意識されていない。法知識の総合の必要性を提言する。特に医療同意に関する決定法・年齢による差別禁止法・高齢者虐待防止法の不備は致命的であることを指摘した。なお、現在は高齢者虐待防止法は制定されている。 |