オオイシ クニヒロ
OHISHI Kunihiro
大石 邦弘 所属 経済学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/05 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 今なぜ農業経営形態のあり方が問題か |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『NIRA政策研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 総合研究開発機構 |
巻・号・頁 | 13(5),34-35頁 |
概要 | 日本農業の就業構造は、崩壊の危機に直面している。特に、稲作では高齢化と後継者不足から、担い手問題が深刻化しており、将来の国内産コメ供給力に問題が生じる可能性もある。また、畑作でも労働力不足から耕作放棄などが増えている。このことは、農家の子弟以外ではその担い手となることが困難であるという現在の仕組みに主な原因があり、社会一般の能力と意欲のある者が誰でも農業に参入しうる仕組みが必要となる。従来の家族経営とは異なる新しい経営体は出現しつつあるが、まだ大きな勢力とはなっていない。自由化・規制緩和の流れの中で、農業経営者能力の向上も課題となっており、そうした意味でも法人化などの多様な経営形態が併存しうる仕組みが重要となる。 |