タニグチ アツシ
Taniguchi Atsushi
谷口 篤 所属 スポーツ健康学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1983/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 文章の保持におけるオーガナイザの役割 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教育心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本教育心理学会 |
巻・号・頁 | 第31巻,54-59頁 |
概要 | 文章の保持におけるオ-ガナイザの役割を、原学習材料の再生プロトコル分析によって検討した。その結果、先行オ-ガナイザの提示は原学習材料の概念、用語、数字の保持を促進し、原学習材料に矛盾した内容の侵入再生を抑制した。また後続オ-ガナイザの提示は原学習材料の保持に質的、量的影響を及ぼさなかった。この結果は、先行オ-ガナイザの内容が既有知識に容易に関係づけられ、さらにそのオ-ガナイザの概念に原学習材料が容易に関係づけられたと考えられた。本研究は、著者が愛知教育大学に提出した修士論文の研究の一部を再整理し、加筆訂正 したものである。 |