サカイ ジュンイチ
Sakai Junichi
酒井 淳一 所属 スポーツ健康学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1991/08 |
形態種別 | その他 |
標題 | 無重力環境下での止血機能の変動と測定法について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Proceeding of the 8th Space Utilization Symposium |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 191-196頁 |
担当範囲 | 測定と結果の解析を担当した。 |
著者・共著者 | 椙江勇、岡田忠、酒井淳一、塩野裕之、森下尚、松井卓哉、貝原真、前園明一 |
概要 | 止血は終結に対する生理的な生体防御機構のひとつである。無重力下での止血機能の変動を減衰振動型粘度計にて検討した。無重力下では線溶活性の亢進がみられた。出血に際し、止血機構のうち血小板が最初に出血部位に凝集して出血の危険から回避している。無重力環境下においての血小板機能変化についてはほとんど知られていない。その理由として血小板機能の測定、特に重要な機能である血小板凝集能の測定機器を無重力環境下では取り扱えない状況にあったためである。共同実験者の貝原(理研)の開発した減衰振動型粘度計は血小板機能を含め止血機能全般を測定できうる。この測定法を用いて無重力模擬実験を行ったところ、線維素溶解現象の亢進が明らかとなった。 |