ムラカミ トシキ
MURAKAMI TOSHIKI
村上 寿来 所属 現代社会学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 地域組織の変容過程と活性化要因に関する一考察-阪神・淡路大震災被災地の老人クラブ実態調査から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 経済社会学会年報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 33,87-98頁 |
概要 | 市場と国家からなる二元的秩序からなる福祉国家のシステムは限界を見せており、市場でも国家でもない第三のセクターとして多様な中間組織による共助を組み込んだ多元的な秩序が今後の方向性として注目されている。その方向性が我が国において明確に認識されるきっかけとなったのが阪神・淡路大震災であった。本稿では、その際に注目された中間組織のうち地域を基盤にした地域組織である老人クラブに焦点を当て、震災復興過程でのその組織の変容過程と、その過程における組織の活性化要因について、兵庫県の被災地の老人クラブを対象に行ったアンケート調査をもとにして検討した。 |