サカイ ジュンイチ
Sakai Junichi
酒井 淳一 所属 スポーツ健康学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1991/08 |
形態種別 | その他 |
査読 | 査読あり |
標題 | 運動負荷時の線溶活性化機序 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 体力科学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 49,387-388頁 |
担当範囲 | 被験者の選択、採血、測定および結果の解析を担当した。 |
著者・共著者 | 椙江勇、徐堅、酒井淳一 |
概要 | 運動時には血液凝固・線維素溶解現象・血小板系の止血機構のすべてが安静時に比べ亢進することが知られている。特に運動負荷強度と血中の線溶因子、プラスミノゲン活性化因子(t-PA)およびその生理的阻害物質(PAI-1)の変動に着目し、その血中濃度の変動を検討した。運動時、特に運動強度が低い場合においてもt-PAの上昇がみられ、運動負荷強度の上昇に伴いt-PAの血中濃度が高まることが明らかとなった。一方、PAI-1には著しい変化はみられなかった。運動時にみられる線維素溶解現象の亢進は内皮細胞からのt-PAの放出によると考えられ、不可強度が増すにつれ放出量が高まることを明らかにした。(査読付き論文) |