コウ メイジ
Koh Meijii
黃 名時 所属 国際文化学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1986/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 唐代における鏡の研究 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 修士論文 (東京大学大学院) |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 本稿は唐代の人々の鏡に対する意識や観念を考えるために、まず考古資料としての唐鏡の出土状態を検討し、更にそれら出土唐鏡の様式と銘文および文献史料など多方面から複眼的多角的に考察を行ったものである。唐代の鏡が化粧の具としての外に霊器的観念をもって扱われた墓域埋納の実例があることを指摘するとともに、鏡の文様と銘文には吉祥のみならず時代により神仙思想や道教などの色彩が多く反映されていること、また詩歌にも現実の生活に鏡が詠われ、説話には鏡の霊威に関する物語が展開されていることを考究した。 |