ソガ ヨシナリ   SOGA YOSHINARI
  曽我 良成
   所属   国際文化学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 平 安 貴 族 の 美 意 識 ―「 美 麗 」 と 「 優 美 」―
執筆形態 単著
掲載誌名 史人
掲載区分国内
巻・号・頁 (第7号),54-70頁
概要 平安時代の人々の美意識を「美麗」と「優美」という言葉の用例から検討した。「美麗」は古くから用いられ、その外形や容貌が美しいことを表していた。一方、「優美」は一つのものの美しさではなく、その場の状況の総合的な美しさを表現している。そして「優美」が用いられ始めるのが11世紀頃であることから、優雅な日本の美意識の形成がいわゆる国風文化の時代であり、そのことが国風文化の特徴と言ってよいことを指摘した。