タニグチ アツシ
Taniguchi Atsushi
谷口 篤 所属 スポーツ健康学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1985/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 文章の保持における先行情報としての図形情報の影響 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 中部女子短期大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第14号),49-61頁 |
概要 | 先行情報として与えられる図形が、その後の文章の保持に及ぼす質的、量的影響を検討することが目的とされた。先行情報として与えられた図形は文章の要素を体制化した図形(体制化図形)、またはその図形を要素に分解した図形(非体制化図形)の2種類であった。さらに、文章のみが与えられる条件が統制条件として設定された。実験の結果、体制化図形の先行提示は原学習材料の保持を促進し、1週間後の遅延再生で要約的な再生を増加させた。この結果は体制化図形の提示が適切なスキーマを形成させることによって、後の文章の保持を促進し、誤再生の増加を抑制したと解釈された。 |