イイジマ シゲアキ
IIJIMA Shigeaki
飯島 滋明 所属 経済学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 改憲国民投票法案の現段階 「真の国民主権の具体化」とは何か |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『現代の理論』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 明石書店 |
巻・号・頁 | 165-173頁 |
概要 | 自民党と公明党は改憲手続法を成立させようとしている。国民投票のしくみ次第では、国民投票は国民の意見を聞くためでなく、権力者の都合の良い結果を生み出すためのものになる。こうした国民投票は「プレビシット」( plébiscite)と言われる。ナポレオン独裁やヒトラー独裁の一因には国民投票があった。国民投票がプレビシットにならないためには、国民の意思が十分に反映されるようなしくみにならなければならない。「国民主権の実現のため」と言いながら、国民意志が政治家の都合のいいようにゆがめられる内容になっているなど、とてものこと国民主権の実現とは言えない法案となっている。 |