アカソ ナオユキ
AKASO NAOYUKI
赤楚 治之 所属 外国語学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 統語的逆成 -日本語の受身文の場合― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 名古屋学院大学論集 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 本論文では、Akaso(2001)で提案された統語的逆成(syntactic back-formation)の概念を用いて日本語の生成文法研究で見落とされてきたデータの説明を試みたものである。受動文の研究は生成文法では精力的に行われてきた領域であるが、これまで論じられてこなかったタイプの受動文が存在することを指摘する。その上で、その新しいタイプの受動文が、生成文法が研究対象とするsyntaxで派生されるのではなく、「構文」や「類推」といった認知言語学で扱われている概念が関わっている可能性を論じた。 |