サイトウ ケンジ
SAITOU Kenji
齋藤 健治 所属 スポーツ健康学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 研究ノート 大学入学後の生活変化が起立性調節障害(OD)様症状発現に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 名古屋学院大学研究年報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第27号),33-40頁 |
著者・共著者 | 共著者 中野貴博、沖村多賀典、金愛慶、早坂一成、廣美里、松田克彦 |
概要 | 大学1年生を対象に,大学入学直後から半年間における生活習慣の変化と,それに伴うOD様症状発現との関係性を検討することを目的とした。4月および10月に実施したアンケート調査に適切に回答した125名を分析対象とした。生活時間,睡眠,食事,OD様症状に関して4月と10月の変化を分析検討した。睡眠,食事習慣に有意な悪化が確認された。生活時間では有意な遅寝遅起きの進行が確認された。ODが疑われる学生の割合は,わずか半年間で約10%の増加が確認された。これらの結果より,生活習慣の悪化と生活時間の夜型化がOD様症状を引き起こしている可能性が疑われた。大学生に対して適切な生活習慣とリズムの獲得を教育することが体調の改善,学業姿勢の改善に有効であることが示唆された。 キーワード:生活リズム,起立性調節障害,大学生 |